木版画は私たちの身近にある親しみやすい技法です。木版画は彫刻刀で彫り残したところに絵の具をのせ、ばれんで刷りとる凸版ですが、そのシンプルさがさまざまな表現の効果を生み出します。道具の持ち方から名前、あつかい方を順を追ってゆっくりお話していきます。楽しんで習得していきましょう。
ランタン工房で講師がとっても嬉しいと感じていることは、会員さんの作風がばらばらなことです。みなさんが自分の方法を活かして作品作りをしてくださることを大切に考えております。また、情報交換の場でもありたいと思っています。違うやり方、大歓迎です。
基本的には16歳以上を想定しておりますが、道具の扱いについては個人差がありますので一度ご相談ください。
体力の低下やご病気の影響で、こういったご相談をよく伺います。ランタン工房では月ごとに教室の回数を変更したり、振り替えはご相談の上対応しております。休会も可能です。また、「彫らない」「軽く刷る」ことから生まれるさまざまな表現について工房の皆さんには積極的にご紹介しています。「脱力」も技法のひとつです。
ランタン工房で一緒にいろいろな方向を探してみましょう。
【木版画教室】は基礎からの木版技法の習得のための教室で、年間を通じて課題があります。教室は毎月決まった回数で、基礎の方は月2回以上をおすすめしております。【スタジオ】は講師による作品制作サポートを中心に、リクエストがあれば技法の指導も行います。休会などはなく、必要な時だけお越しいただけます。
事前に日時の打ち合わせと、お月謝を振り込んでいただきましたら材料をお送りします。当日はZOOMを利用しプログラムにそって指導します。
制作途中の作品の画像をメールなどで送っていただけましたら、指導の参考にします。難しい場合はオンライン教室中に画面に見えるようにしてください。講師は説明時に手元を写すカメラに切り替えますので、彫りや刷りを見やすいとご好評をいただいております。
オンライン教室は通信状況によっても見え方がかわりますので、一度ご相談ください。体験教室として試していただくことも可能です。
※オンライン木版画教室は2時間、スタジオは3時間となります。